あるスポーツ大会にて

久しぶりの投稿です。よろしくお願いします。

 

昨日、Finnish Friend Program でお世話になっている家族の息子(小学生)のアイスホッケー大会があったので、観戦しました。国技ということもあり、かなり盛り上がっていました!競技は違いますが、小学生たちの試合を見ていると、自分が部活などで汗を流していた時の記憶がよみがえってきました。とても懐かしい雰囲気でした。
 
 一番懐かしく感じたのはロッカールームでご家族の皆さんが子供たちの試合準備の手伝いをしているシーンです。コミュニケーションを取りながらせっせかと作業を進めている姿を見ていると、自分が剣道をやっていた時のことを思い出します。万国共通なんですね!(^^)!。
 
 同時に日本とは異なる点も見つけました。(あくまでも個人的な観点です...)それは「勝利への執着度の違い」です。同伴してくださったファミリーのお父さんと観戦中の会話の中でお父さんの口から出た "The result is Not so important" という言葉が今でも心に残っています。なぜそんなに印象的だったのかというと、今まで自分自身が結果主義でスポーツをやってきたからです。「結果がすべてじゃない」と口だけで言っていた時の自分が恥ずかしいですね(笑)。ご家族や監督を含めたサポーターも勝利に執着しすぎてないのがはっきり分かりました。だから日本ほど観客や保護者もエキサイトしてなかったのかな(笑)。きっと結果だけ気にしてしまうから、試合中に暴言を吐いてしまう人が出てくるのかなともふと思いました。
 
 息子さんの試合を見ていて、自分ももっと結果だけじゃなくそれ以外の観点にフォーカスすべきだったのかなと少し後悔しました。結果主義だったので、負けた時の敗北感がすごく重くてなかなか立ち直れなかったですね。(特に最後の中体連後。今だから言えますが、正直もう受験勉強どころではなかった笑。)
 
 昨日の試合観戦のおかげで、自分の中のスポーツに対する考え方が変わった気がします。もし昨日の機会を逃していたら...仮に自分が教員になり部活を持ったとしたら、結果重視で部活を動かしているかもしれません。結果を気にするなというわけではありません。結果だけに執着するなということです。勝敗に関係なく終わった試合の全体像を分析したり、家族やサポーターへの感謝だったり。まだまだスポーツから学ぶことが出来ることがあるはずです。それを子供に伝えるのが教員の仕事でもあるんですね。昨日は単純に楽しもうと思って観戦したつもりでしたが、上記のことが頭の中でぱっと思いついたので投稿してみました!
 

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この雰囲気、、、懐かしい~

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